バイヤーズガイド | 実践すべきセキュリティ
サイバーセキュリティを実践する CISO 向けガイド。

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サイバーセキュリティを実践する
CISO向けガイド
セキュリティ 実践すべき
2サイバーセキュリティを実践するCISO向けガイド
はじめに CISOとして、企業の安全性、継続性、成長を確保する上でサイバーセキュリティが果たす重要な
役割を痛感されていることでしょう。急速に進化する脅威の状況やサイバー攻撃の高度化により、
最新のツールやテクノロジーを活用したインテリジェンスに基づく、よりプロアクティブなセキュ
リティ・アプローチを採用する必要があることをご存知でしょうか。
AIを活用した脅威インテリジェンス、ゼロトラスト、統合アーキテクチャ、統合されたクラウドネイティブ
セキュリティなどのツールやテクノロジーは、ビジネス資産の保護、ビジネスイネーブルメントのサポート、
価値創造の推進を可能にします。
最終的には、新しいテクノロジーにより、組織の安全性、俊敏さ、成長を維持しつつ、次に起こ
るインシデントに対して備えることが可能です。
なぜイノベーションが必要か 今日の新たな脅威に対抗するには、従来のセキュリティでは不十分であることはすでに説明した通り
です。国境を越えて広がる攻撃対象、サイバーセキュリティ人材の340万人にものぼる人材不足、複
雑化するコンプライアンスなど、様々な課題が山積しています。このような状況において、セキュリ
ティへの対応方法を見直す必要があることは明らかです。
デジタル・ディスラプションの速度に対応できるでしょうか。新しいツールやテクノロジーを評価し、
イノベーションを取り入れることで、サイバーセキュリティをビジネス目標と一致をさせ、より速く、
大きなスケールのビジネス機会を獲得しましょう。
計算された成長戦略としても機能するセキュリティ・プログラムを構築することで、最高経営責任者
やその他の出資者から信頼されるアドバイザーとしての地位を確立し、ビジネス価値を推進する能力
と機会を拡大しましょう。
"変化は惜しむべきではないが、脆弱性がつきものだ。 革新的なセキュリティ・ソリューションにて 事業の実現に結びつける戦略を追求することには、 リスクが伴う。しかし、行動を起こさないリスクと
比べればわずかなものだ"
Check Point、フィールド CISO、シンディ・カーター氏
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実践すべきサイバーセキュリティ サイバーセキュリティを実践しましょう。CISOとして、セキュリティ・イニシアチブを強化する最高
水準のテクノロジーやツールの実践的な推奨事項をご説明します。本来の能力と潜在性を引き出しま
しょう。 AIを活用した脅威インテリジェンス、ゼロトラスト、統合サイバーセキュリティアーキテク
チャ、統合クラウドネイティブセキュリティなどのソリューションをご紹介します。
AIを活用した脅威インテリジェンス AIベースの脅威インテリジェンスによって、大きな価値を享受することができます。現在、企業の50%
近くがサイバーセキュリティの成果を向上させるために、人工知能と機械学習ツールを組み合わせてす
でに使用しており、92%の組織ではこのようなツールを将来的に採用する予定があります1。
高度なアルゴリズムによって、AIベースの脅威インテリジェンス・ソリューションでは、脅威をリ
アルタイムで監視、分析し、アラートを発します。意思決定を最適化し、情報を提供するために不
可欠な情報を提供する、他に類を見ないソリューションです。これにより攻撃を未然に防ぐことが
可能になります。
効率性に関しては、AIがサポートするサイバーセキュリティ・プログラムでは、ログの監視から脆
弱性のスキャン、システムのパッチ適用まで、時間のかかる単調な作業が自動化されます。その結
果、セキュリティチームはより戦略的な活動に時間を割くことができるのです。
AIを用いることで脅威への自動対応も可能になります。セキュリティ・インシデントに独自に対応す
るため、CISOにてAIベースのツール設定ができます。例えば、AIが潜在的な攻撃を検出した場合、攻
撃を自動的にブロックし、必要に応じてデバイスを隔離、セキュリティ・チームに警告を送るように
設定できます。これにより、対応時間が短縮され、大規模なインシデントを防御し、セキュリティ・
チームはより困難な課題に対応することができるのです。
さらに、アナリストが迅速かつデータ主導で包括的なインシデント対応を行う際にも、AIが役立ちま
す。 ワークフローと修復を自動化させます。また、SOCチームがインシデント対応プロセスを継続
的に見直し、改善することも可能です。
ゼロトラスト・アプローチ 業界全体において、ネットワーク上のすべてのユーザやデバイスが潜在的な脅威だと定するゼロトラス ト・アプローチに移行する動きがセキュリティ専門企業によってなされています。 ゼロトラスト・ア プローチでは、リソースへのアクセスを許可する前に、各個人のIDおよびデバイスの検証を行います。 後述するように、単一の統合アーキテクチャに基づいてゼロトラストを実装することで、多くのメリッ トを組織にもたらすことができます。
1 人工知能がサイバーセキュリティにどのような革命をもたらすか、Cyber Talk、2023年3月27日開催
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一般的に、ゼロトラストは可視性の向上に直結します。従来のセキュリティ・アーキテクチャでは、
セキュリティソリューションがネットワーク境界に集中されています。これにより、外部から組織に
影響を及ぼす可能性がある脅威の数は減少しますが、それは同時に、ネットワーク境界内にて発生し
ている事象への可視性が制限されることを意味します。
ゼロトラスト・セキュリティモデルでは、セキュリティの境界が拡大されています。どのようなア
クセスに対しても承認・拒否が行われるため、ネットワーク内で実行されるアクションに対し、よ
り意味のある可視性が確保されます。
ゼロトラストでは、インサイダーの脅威を制限することも可能です。すなわち、ゼロトラストは悪意のある
インサイダーの存在を減少させます。ゼロトラスト・アーキテクチャでは、ネットワーク・システムやリ
ソースへアクセスするために、すべてのユーザ、デバイス、アプリケーションが認証・認可されなければい
けません。さらに、ゼロトラストは、インサイダーの脅威を示す可能性のある行動を検知するため、常時監
視と分析を行なっています。
さらに、ゼロトラストでは、ネットワークをより小さく管理しやすい要素にセグメント化することで、
ハッカーがネットワークをまたいで移動することを妨げ、悪意ある内部犯行の可能性を抑制します。ハッ
カーが企業に侵入するには、複数のネットワーク・セグメントを侵害し、追加のアクセス制御を突破する
必要があるのです。
一般的に、ゼロトラストでは、サイバーセキュリティに対してより高度に定義されたプロアクティブなア
プローチが採用されており、インシデントによる深刻な影響を未然に防ぐことが可能です。
アプローチによっては、ゼロトラストはサイバーセキュリティ管理の合理化にも有効です。
個別のテクノロジーを使用してゼロトラストを実装した場合、ハッカーによっては、簡単で巧妙に悪
用される可能性のあるカバレッジ・ギャップが発見されることがあります。当社では、統合されたサ
イバーセキュリティ・アーキテクチャを使用することで、ゼロトラストの実装に全体的かつ実用的な
アプローチの採用を推奨しています。
ゼロトラストの実装(または強化)をサポートする統合サイバーセキュリティ・アーキテクチャがあ
れば、ゼロトラストのセキュリティ原則を100%実行し、より効率的にツールを管理、ゼロデイ攻撃
から組織をより確実に保護することが可能です。さらに、ゼロトラストとサイバーセキュリティの統
合により、変革の過程を通じて、単一のベンダーがパートナーとして加わります。
統合されたサイバーセキュリティ・アーキテクチャ 統合されたサイバーセキュリティ・アーキテクチャのメリットは前述のとおりですが、それだけではあり ません。統合により、全体的な効率の向上、コストの最適化、回復力を高める効果が期待されます。
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効率性に関しては、統合セキュリティ・アーキテクチャは、企業がセキュリティ確保に費やす時間に直接的な
効果をもたらします。統合セキュリティ・アーキテクチャを採用することで、必要な人員の50%を削減するこ
とが可能です2。
直接的なROIという点では、ポイント・ソリューションではサイバー攻撃の特定に平均40日かかると
いう統計があります。つまり、組織では修復に平均667,500ドルのコストがかかるのです。対して、
統合ソリューションでは平均2日で攻撃を特定し、修復にかかる合計費用は平均6,800ドルだけです。
NHSスコットランドの元CISOで、Check PointのフィールドCISOであるデリック・ミチェルソン3
氏は、“企業は、デジタルセキュリティ・スタック全体からコストや複雑性の排除を模索しており、 統合は現実的な優先事項になる” と述べています。
統合されたサイバーセキュリティ・ソリューションがもたらす最も効果的なメリットの1つに、エンド
ツーエンドのサイバーセキュリティ耐障害性が挙げられます。不利な状況に適応し、インシデントへの
耐久性があり、潜在的な障害から回復させるため、通常どおりのビジネスを再開する可能性を最大限に
高めるのに最適です。
最適な統合ツールにより、高度な脅威を防御し、広範な攻撃に対応して組織のサイバーセキュリティ
管理体制を幅広く強化が可能です。また、厳選されたソリューションにて、サードパーティとシーム
レスに統合し、最適な成果4を得ることができます。
デジタルトランスフォーメーションを可能にする クラウドセキュリティ機能 企業では従来のデータセンターから次世代データセンターであるクラウドへの移行が進んでいます。 クラウドの複雑化とクラウドのスプロール化により、組織ではクラウド ネットワーク、データ、アプ リケーションの安全な管理のために重点を置く必要が高まっています。さらに、クラウドは常に進化 しているため、優れたクラウドセキュリティを導入する必要性があるのです。
"企業は、デジタルセキュリティ・スタック全体 からコストや複雑性の排除を模索しており、 統合は現実的な優先事項になる"
デリック・ミチェルソン、 元NHSスコットランドCISO、 Check Point フィールド CISO3
2 統合サイバーセキュリティ・アーキテクチャとは?Check Point
3 4CISOが考えるサイバーセキュリティの未来、Cyber Talk、2022年12月22日開催
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次世代のクラウドセキュリティを活用して、クラウドベースのデジタルトランスフォーメー
ションを加速させましょう。効果的なクラウドセキュリティにより、企業の俊敏性を高め、イ
ノベーションを促進し、新たな価値を獲得するためのデジタル変革が実現可能です。
統一された俊敏な導入モデルにより、クラウド環境全体の制御、管理、監視が可能になります。脆弱
性や未設定のリソースを1つでも放置すれば、情報漏洩につながる可能性があります。
自動化機能を備えたソリューションを適用することで、最適なクラウド保護を実現可能です。 自動化された脆弱性スキャン、自動化された継続的な監視、自動化されたパッチ管理を提供するセキュ リティ・ソリューションを選択するか、それに移行しましょう。自動化されていない場合、遅れを取る ことになります。周囲が自動化されているため、競争に負けることになるでしょう。
組織は、新たな価値を創造するためにクラウドに移行しています ー より効率的な方法で、より多くの能力、
より多くのアプリケーション、より多くの機能の構築ができるのです。 ビジネスそのものや、パート
ナー、顧客のための新しい価値の創造を、セキュリティでサポートする必要があります。
ワークロードとネットワークのための統合されたクラウド・ネイティブ・セキュリティは、特に動的 な脅威インテリジェンス・プラットフォームと統合された場合に、競争力の高いビジネス優位性の強 力なパッケージとして提供できます。
現代の脅威に対応するためには、次世代の革新的でデジタルな変革をもたらすクラウドセキュリティが
必要です。
ビジネスイネーブルメントでのセキュリティ 今こそ新しいセキュリティパラダイムの時です。AIベースの脅威インテリジェンス・プラットフォーム、
統合インフラと組み合わせたゼロトラスト、統合されたクラウド・ネイティブ・セキュリティなどの先
進技術を導入することで、CISOにて、可視化、コンプライアンス、複雑性など、今日のサイバーセ
キュリティにおける最も困難で危険な問題において効果的な対処が可能です。
クラウドセキュリティの変化は、オンプレミス
セキュリティの100倍の速度で進んでいる。
その結果、会社のセキュリティチームは、クラウド
ベースの攻撃や脅威に常に不安を感じているだろう。
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技術的ソリューションによってこれらの課題が効果的かつプロアクティブに管理できれば、より高度な
問題に集中することができます。実践すべきセキュリティのアプローチを適用することで、組織におい
てより戦略的な役割を担うことができ、大きな価値を生み出すと同時に、脅威から保護することができ
ます。
さぁ、実践してみましょう。
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イノベーションを促進し、会社を守る。ビジネス成功への道を切り開こう。
サイバーセキュリティの実践 新しいテクノロジーを導入することは、組織の安全性、俊敏性、成長性を確立し、さらには今後
起こりうるあらゆる事態に備えに繋がります。
新たな技術の導入における「行動へのバイアス」は、単にセキュリティを強化し、変化するサイバー脅
威の状況に迅速に対応するのに役立つだけではありません。特に自動化、ゼロトラスト、セキュリティ
統合、統一されたクラウドネイティブセキュリティ・アーキテクチャに関連するインフラ革新は、より
高いレベルの戦略的ビジネス成長イニシアティブに対して恐れずにリソースを割くことができるように
なります。
積極的なイノベーター、プログラムの保護者、協調的なリーダー、信頼されるビジネスアドバイザー
になりましょう。革新的な取り組みを推進することで、企業を守り、比類ないビジネスの成功への道
を切り開きましょう。今こそ、最先端のサイバーセキュリティを実践するチャンスです。
ハッカーは戦略を絶えず進化させ、最新ツールを
研究している。会社側も絶えず進化すべきではな
いか。今こそ行動を起こす時だ。
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